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生駒署などは26日、県迷惑防止条例違反の疑いで奈良市西大寺北町の美容師、谷慎一郎容疑者(24)を現行犯逮捕した。「していません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は26日午前7時55分ごろ、近鉄奈良線学園前駅に停車中の快速電車内で、女性会社員(24)の身体を触ったとしている。同署によると、車内で女性が「やめてください」と言い、谷容疑者を取り押さえ、生駒駅で駅員に届け出たという。 |
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(2010-10-31) |
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(2015-06-30) |
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(2015-06-29) |
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(2015-06-17) |
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(2015-03-26) |
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(2014-08-23) |
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電車内で痴漢、容疑の美容師を逮捕 |
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生駒署などは26日、県迷惑防止条例違反の疑いで奈良市西大寺北町の美容師、谷慎一郎容疑者(24)を現行犯逮捕した。「していません」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は26日午前7時55分ごろ、近鉄奈良線学園前駅に停車中の快速電車内で、女性会社員(24)の身体を触ったとしている。同署によると、車内で女性が「やめてください」と言い、谷容疑者を取り押さえ、生駒駅で駅員に届け出たという。 |
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(2010-10-31) |
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ダライ・ラマ14世:来月8日、東大寺大仏殿で講演 |
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奈良市の東大寺大仏殿で11月8日、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世(75)=写真、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所提供=の講演がある。同寺や興福寺、薬師寺などでつくる実行委員会が主催。来県は03年以来3回目となる。
ダライ・ラマ14世は午前中に同寺の大仏殿を参拝。午後2時から、大仏殿後堂広場(北側)で「縁起に基づき、平和と環境のためになすべきこと」と題し講演する。すべてのものがつながり合っているという仏教の「縁起」の教えなどについて話し、質疑応答もある。
S席9000円、モニター席4500円。モニター席は講演中、直接姿を見ることはできない。定員5000人。チケットぴあ(0570・02・9999)で販売。収益は「ダライ・ラマ法王日本代表部事務所」(東京都新宿区)の文化活動費に充てる。問い合わせは実行委事務局(06・6367・1703)。 |
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(2010-10-31) |
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奈良市の公共工事談合:処分の127社、法令順守研修 |
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奈良市発注工事で談合したとされ、2年間の指名停止処分を受けた市内201業者のうち、廃業などを除く169社を対象にした法令順守研修が29日、市役所で開かれた。市は、指名停止処分を半減し9月1日に解除したが、その際、研修への参加▽法令順守の誓約書提出▽違法行為などがあった場合の指名停止期間を通常の2倍とすることを条件としていた。
この日は127社が参加し、談合や入札に詳しい井上善雄弁護士が講演した。井上弁護士は「入札の透明化は進み、公益通報制度で談合を内部告発されるかもしれない。社会の要請に積極的に応える姿勢が求められている」と話した。
ある業者は質疑応答で、「市が業者から意見聴取もせず処分したのはおかしい」と不満を述べた |
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(2010-10-31) |
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シンポジウム:子どもの貧困考える−−来月3日、奈良 |
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奈良弁護士会は11月3日午後1時半〜4時半、奈良市東寺林町のならまちセンター市民ホールで、シンポジウム「考えよう 子どもの貧困」を開く。「なくそう!子どもの貧困全国ネットワーク」共同代表の山野良一さんが「この国の貧困と子どもたちの未来」と題して講演する。
同弁護士会は県内のひとり親にアンケートをした結果を公表。「給料だけで生活が維持できない」「学費を支払えず、長女が大学2回生でやめた」などの回答から、経済的な基盤が弱く、貧困が連鎖しかねない現状を報告し、対策を話し合う。
無料。事前予約不要。問い合わせは同弁護士会(0742・22・2035)。 |
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(2010-10-31) |
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菊花展:愛好家育てた400鉢並ぶ−来月19日まで、奈良市役所 |
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◇橿原神宮にも430鉢
奈良市と橿原市で20日、恒例の菊花展が始まった。第40回平城宮跡菊花大会(奈良市、県菊花連盟主催、毎日新聞奈良支局など後援)は、奈良市役所で11月19日まで、「第26回橿原菊花展」(橿原菊花愛好会主催、毎日新聞奈良支局など後援)は、橿原市久米町の橿原神宮で11月23日まで開かれる。【上野宏人、高島博之】
奈良市役所では、県内の愛好家を中心に約30人が春から丹精込めて育てた約400鉢が並んだ。今回は平城遷都1300年を記念し、大極殿を模した造形菊も展示した。
菊は奈良時代に遣唐使が伝えたとされ、大会は77年から毎年、平城京の左京職跡に当たる市役所で開かれる。溝川久男・県菊花連盟会長(72)によると、見ごろは例年より約1週間遅い11月上旬になりそう。審査は11月8日、表彰式は同29日、市役所で行われる。
橿原神宮では、愛好家らの作品約430点を展示。1株を三つの茎にわけて花を咲かせる「3本立ち」や、高さ50センチ以下の「福助花壇」などの部門別に審査され、11月28日に同神宮で表彰式が行われる。
同愛好会の南川弘幸会長(68)は「猛暑で開花が遅れ、まだつぼみのものが多いが、丹精込めた作品を楽しんでもらいたい」と話している。
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(2010-10-25) |
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正倉院展:平城京の姿浮かぶ 23日から奈良国立博物館 |
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聖武天皇の遺愛品など正倉院宝物を展示する「第62回正倉院展」が23日から、奈良市の奈良国立博物館で開幕する。正倉院を代表する宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」が19年ぶりに出展されるほか、平城遷都1300年を記念して平城京の人々の暮らしぶりがうかがえる宝物が並ぶ。11月11日まで。
初出展の14件を含む71件の宝物と復元模造品1件を展示。「繍線鞋(ぬいのせんがい)」は、光明皇后が大仏に献納した女性用の履物。中国で作られ、遣唐使によってもたらされたとされる。今年没後1250年を迎える皇后自身が履いた可能性もある。
「五色龍歯(ごしきりゅうし)」も大仏に献納された薬物の一つで、ほぼ完全な形を残したナウマン象の第3臼歯の化石。また、「漆胡樽(しっこそん)」は牛の角のような形をした黒漆塗りの木製の器。水を運ぶ西域の皮袋をかたどったと思われる異国情緒あふれる宝物で、国際色豊かだった平城京の様子が想像できる。
会期中無休。午前9時から午後5時半(金土日曜、祝日は午後6時半)。一般1000円、大学高校生700円、小中学生400円。問い合わせはハローダイヤル(050・5542・8600)。 |
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(2010-10-25) |
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奈良大:レバノン・ティール遺跡調査 石棺から仮面出土 |
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奈良大(奈良市)は20日、レバノン南部の世界遺産・ティール遺跡の近郊にある2世紀ごろの掘り込み石棺から、陶製の仮面1面が完全な形で出土したと発表した。ギリシャ神話に登場する牧羊の神・パンを表すとみられる。
石棺は5基のうちの一つで、長さ1・8メートル、幅40センチ、深さ50センチ。9月19日〜10月9日に地下墓の修復作業に合わせて調査した。
仮面は長さ23センチ、幅17センチ、厚さ1・5センチ〜3ミリで、被葬者のひざの付近から裏返しの状態で見つかった。表面にはベンガラ(酸化鉄)とみられる赤色顔料が塗られていたらしい。このほか、ティールの紋章がある1世紀後半のブロンズコイン1点やガラス玉260点などが出土した。
調査を担当した西山要一教授(保存科学)は「牧羊の生業についていた被葬者が、死後の世界でも牧羊神に守られることを望んだのではないか。今後、形態の違う墓に葬られた人々の関係も追究していきたい」と話している |
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(2010-10-25) |
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元興寺五重大塔の古材で仏像 秋季特別展展示へ |
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元興寺文化財研究所(奈良市中院町)は21日、元興寺の五重大塔の古材で作ったとみられる「一刀彫大黒天像」(1829年)が市内の民家から見つかり、同様に作られたとされる「木造阿弥陀如来像」(1848年)とともに24日から同寺総合収蔵庫で始まる秋季特別展「元興寺之七不思議」に展示すると発表した。
五重大塔は1859年に焼失し、今では基壇と礎石のみ。展示される仏像2体にはいずれも底の部分に「元興寺の塔の部材で作った」と記されている。名古屋市の慶栄寺太子堂も同塔の古材で作られたと伝えられ、同研究所は当時大々的に行われた塔の修理で、寄進の礼として配られた塔の古材で仏像などが作られたのではないかとしている。
同展は元興寺にまつわる謎や不思議を7つのテーマに分け、五重大塔にまつわる資料や普段非公開の資料を中心に約50件を展示。来月7日までで午前9時〜午後5時。拝観料は一般600円、中・高生300円、小学生100円。 |
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(2010-10-25) |
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日本酒の魅力に触れる 「豊祝会」参加者募集 |
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日本清酒発祥の地とされる奈良で、日本酒の魅力に触れるイベント、豊祝会が来月19日、奈良市春日野町の県新公会堂で開かれることになり、主催の奈良豊澤酒造が参加者を募集している。
毎年、各界から講師を招いて講演とパーティーを開催。今年は午後4時から、花山院弘匡(かさんのいんひろただ)・春日大社宮司が「春日の信仰」と題して講演する。続いて午後6時からパーティー。午後3〜6時、無料のきき酒会も開かれている。
講演会は無料。パーティーは参加費5千円。希望者は往復はがきで〒630−8444 奈良市今市町405、奈良豊澤酒造内、豊祝会事務局((電)0742・61・7636)。パーティー参加の場合はその旨明記。11月12日必着。 |
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(2010-10-25) |
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海龍王寺:四国八十八カ所の仏像、初公開−来月11日まで |
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◇十一面観音立像や自在王菩薩経も
奈良市の海龍王寺で23日から、先代住職・故松本重信さんが四国八十八カ所の本尊を模刻した仏像88体が初公開される。元々宮大工だった松本さんが、荒廃していた寺の復興を祈って彫ったもので、孫の石川重元・住職が大切にまつってきた。平城遷都1300年を記念した特別公開の一環で、11月11日まで。
石川住職によると、松本さんは信仰心が厚く、四国八十八カ所を何度も巡礼した。出家して1953年に同寺の住職となり、当時「奈良で一番荒れた寺」と言われた境内の整備、復興を始めた。
仏像を彫り始めたのはそのころで、手先の器用さを生かし、釈迦(しゃか)如来像や千手観音像など88体を数年で彫り上げたという。普段は松本さんが自ら建てた護摩堂に安置され、公開されることはなかった。
石川住職は「寺は貧しかったが、仏像を彫ることで祖父の心は豊かになったと思う。物質的に恵まれていることだけが幸せではないということを感じてもらえればうれしい」と話す。
特別公開では、本尊の十一面観音立像(重要文化財)や光明皇后の自筆と伝わる自在王菩薩(ぼさつ)経(奈良市指定文化財)なども公開される。問い合わせは同寺(0742・33・5765)。 |
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(2010-10-25) |
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平城宮跡で200人技競う 全日本弓道遠的選手権 |
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全国から選抜された弓道の選手が技術を競う「第61回全日本弓道遠的選手権大会」(全日本弓道連盟主催)が23日、奈良市の平城宮跡で催され約200人が参加した。大会には国際弓道連盟名誉総裁を務める高円宮妃久子さまも出席し、第一次大極殿などを視察された。
例年は東京都で開催されていたが平城遷都1300年を記念し、平城宮跡が会場に選ばれた。選手は約60メートル離れた的をめがけて弓を引き絞り、矢を放っていた。
一方、久子さまは大会を見学された後、第一次大極殿の高御座(たかみくら)などを興味深げに眺められた。案内を務めた奈良文化財研究所の田辺征夫所長に「大変気になっていて、見ることができて良かった」と話されたという。
大会は24日も行われ、古代衣装を身にまとった射手による奈良時代の宮廷行事「射礼(じゃらい)」も再現される。 |
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(2010-10-25) |
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題目立:奉納、伝統芸能に150人が見入る−奈良・八柱神社 |
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奈良市上深川町の八柱神社で12日夜、室町時代から伝わる神事芸能「題目立(だいもくたて)」が奉納された。境内には約150人が集まり、昨年ユネスコ無形文化遺産の代表一覧表に記載された伝統芸能に見入った。
数えで17歳になる地元の若者が、源平合戦を題材にした物語を独特の言い回しで演じる。今年も昨年と同じで、平清盛が弁財天から天下を治める長刀(なぎなた)を授けられる「厳島」を、装束姿の8人が演じた。
平清盛役の大学2年、今西徹さん(19)は「歴史ある故郷の伝統芸能に参加できることを誇りに思う。これからも引き継いでもらえるよう、頑張っていきたい」と話した |
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(2010-10-18) |
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十五夜の宴:平和祈る 演劇や奉納ライブも−法華寺 |
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観月を楽しみながら自然に感謝し、平和を祈る「第七回十五夜の宴」(らほつ朋の会主催、毎日新聞奈良支局協力)が24日午後6時半から、奈良市法華寺町の法華寺で開かれる。
光明皇后の1250年遠忌を記念して企画。西山厚・奈良国立博物館学芸部長の講演や、活動弁士・坂本頼光さんの劇中談話を織り交ぜた演劇、歌手の児玉奈央さんの奉納ライブなどがある。ミラーボールを使った光の空間を作り出すアート集団「ミラーボーラーズ」による装飾で夜の境内が彩られる。
前売り3000円、当日3500円。限定500人。問い合わせは同会事務局(0742・22・0904)。 |
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(2010-10-18) |
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光明皇后1250年御遠忌法要:僧兵姿、勇ましく 東大寺 |
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15日から始まる光明皇后1250年御遠忌法要を前に、無事を祈る「蜂起の儀」が14日、奈良市の東大寺であった。古くから大きな法要の前日に僧たちが境内を巡って安全を確かめたとされ、06年10月の重源上人の800年御遠忌法要以来4年ぶり。
午後4時、僧兵姿の僧8人が大湯屋に集合し、東大寺を開いた良弁(ろうべん)僧正が、悪さをするてんぐを改心させて仏法護持を約束させたという伝説のある「天狗(てんぐ)社」(辛国神社)に参拝。ホラ貝を吹き鳴らして境内を練り歩いた。御遠忌法要は17日まで |
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(2010-10-18) |
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国際書法交流奈良大展:20カ国の書家、477作品展示 |
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◇講演やパフォーマンスも
奈良市の県文化会館で14日に開幕した「第9回国際書法交流奈良大展」(毎日新聞社、毎日書道会、国際書法家連合総会主催)。漢字研究の第一人者である阿辻哲次・京都大学大学院教授(中国文化史)による講演や、「書の甲子園」で活躍する福岡県立青豊(せいほう)高書道部によるパフォーマンスなど、初日から多彩な内容になった。
中国や韓国、米国、豪州、ブラジルなど計20カ国の書家による477作品を展示。この日は、テープカットの直後に会館前の広場で「席上揮毫(きごう)会」があり、参加者らは権昌倫・国際書法芸術連合韓国本部理事長らの筆遣いを間近で見つめた。
阿辻教授は「日本人と漢字」をテーマに講演。64画の字もあるなど漢字の難しさを紹介しながら、字を見れば意味が分かる「表意文字」の利点を強調。たばこの煙を拒否する権利は、英語なら八つの単語をつなげる煩雑(はんざつ)さがあるのに、漢字では「嫌煙権」の3文字で端的に示せる「造語力の優秀性」などの特徴を紹介した。さらに「漢字は人が文明を吸収し、発展していく原動力になる存在だ」と締めくくった。
青豊高書道部は、毎日書道展審査会員の清原大龍顧問が指導し、「書の甲子園」と呼ばれる「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)で前身の築上中部高時代から通算5回の全国優勝を誇る実力校。「愛と平和」をテーマにした書のパフォーマンスでは、部員14人がはかま姿で広場に登場。SMAPの「世界に一つだけの花」に合わせて書をしたためるなど多彩な書を披露し、観客から大きな拍手が送られた。
また夜は奈良市内のホテルで、各国の書家や実行委員ら関係者が参加して祝賀会が開かれた。
同展は19日まで。入館は午前9時半〜午後4時半。入場無料 |
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(2010-10-18) |
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世界歴史都市会議:15カ国19都市が連携協力を宣言 |
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歴史都市が抱える共通の課題などを話し合う「第12回世界歴史都市会議」は14日、奈良市のなら100年会館で、各都市の連携などをうたった奈良宣言を採択して閉会した。次回は12年にベトナム・フエ市で開かれる。
同会議は「歴史都市の継承と創造的再生」をテーマに3日間にわたり開催。奈良宣言は「歴史都市同士の独自の連携や協力に一層力を注ぐ。文化遺産に、開発と調和の中で新たな役割を担わせる」などの内容で、仲川げん・奈良市長が朗読し、この日出席した15カ国19都市が署名した。
また、主催した世界歴史都市連盟に新たにグルジアのムツヘタなど3都市が加わり、加盟国は56カ国89都市となった |
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(2010-10-18) |
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保険金詐欺容疑で2人逮捕 |
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交通事故を利用し保険金をだまし取ったとして、奈良署などは15日、詐欺容疑で奈良市あやめ池南のアルバイト店員、冨田弘樹(27)と同市杏町のとび職、吉桑良明(35)の両容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は、2人は共謀し平成19年7〜12月までの間、同年5月に交通事故でけがをしたことを利用し、当時2人が働いていた建設会社をそれぞれ99日間休んだと偽り、保険会社から保険金計約218万円をだまし取ったとしている。
同署によると、2人のけがは軽傷で事故翌日から勤務していたという。吉桑容疑者は容疑を認めているが、冨田容疑者は「保険金を請求したことに間違いはないが、金は受け取っていない」と否認しているという。 |
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(2010-10-18) |
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全国一斉清掃:販売所従業員ら駅周辺など掃除 |
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毎日新聞社と毎日新聞販売所による「全国一斉清掃の日」の16日、県内の駅周辺や観光地などで、販売所従業員ら約60人が清掃活動を行った。
近鉄大和西大寺駅(奈良市)や生駒駅(生駒市)、法隆寺(斑鳩町)など6カ所で実施。橿原市北八木町3の近鉄百貨店橿原店周辺では、11人がポリ袋や金ばさみを持ち、たばこの吸い殻や落ち葉などを約1時間半かけて拾った。
参加した真菅販売所の片岡英士所長(31)は「街がきれいになって気持ちがいい。今後も清掃活動に力を入れたい」と話した |
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(2010-10-18) |
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住居侵入容疑でブラジル籍の少年2人逮捕 |
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西和署は9日、住居侵入容疑でいずれも三重県亀山市在住でブラジル国籍のとび職の少年(16)と会社員(19)を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は9日午前11時55分ごろ、とび職の少年は王寺町久度の民家の敷地に、会社員は約20分後に近くのマンションに侵入したとしている。
西和署によると、同日午前11時45分ごろ、香芝市内でパンクしたまま走行している乗用車を香芝署員が見つけ、停止を求めたが逃走。車は約10分後に王寺町内で渋滞に巻き込まれ、少年2人が車を乗り捨てて民家などに逃げ込み、逮捕されたという。車は車検を受けていない状態で、西和署で逃走した理由などを調べる。 |
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(2010-10-11) |
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農ガールズ、平城宮跡で即売会 |
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大和伝統野菜づくりに挑戦している女子大生グループ「農ガールズ」が9日、栽培した野菜の即売会を奈良市の平城宮跡で開いた。
紫とうがらし、千筋みずななど12種類の伝統野菜と、自らレシピを考え、朝から煮込んだ大和伝統野菜入りカレーも販売した。
訪れた主婦らは、おそろいのTシャツと帽子にカラフルな地下足袋姿で野菜の説明をする農ガールズに「かわいいね」と声をかけ、野菜を購入していた。
農ガールズの渡辺亜友加さん(20)は「自分たちが作った野菜なので、お客さんに味の説明ができるし、売れると達成感とうれしさがありますね」と喜んでいた。即売会は10日も開かれる。 |
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(2010-10-11) |
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奈良ホテルで食中毒 |
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奈良市保健所は29日、奈良ホテル(同市高畑町)で26日に出されたコース料理を食べた48人のうち24人が、吐き気やおう吐など共通の症状を訴えたことなどから食中毒と断定、食品衛生法に基づき29日から来月1日まで3日間、同ホテルのフランス料理店「三笠」を営業停止処分にしたと発表した。24人はいずれも軽症で快方に向かっているという。
同保健所によると26日午後に結婚披露宴で料理を食べた出席者のうち22〜84歳の男性9人と、34〜79歳の女性15人が不快感を訴えた。29日までに原因菌の特定はされなかったが、同保健所では共通の症状から食中毒と断定したという。同ホテルでは29日午前から同料理店を自主休業した。
奈良ホテルの大橋幸之助社長は「食材や設備の衛生管理を徹底し、再発防止を図り信頼回復に取り組みたい」と話している。 |
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(2010-10-03) |
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ダム湖で不明男性の遺体発見 |
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2日午後1時45分ごろ、奈良県五條市大塔町小代の猿谷ダムで、ダム沿いを走る国道168号から転落したとみられる乗用車が湖底(水深約5メートル)から見つかり、運転席から男性の遺体が発見された。県警五條署の調べで、男性は大阪市西区九条南の会社役員、渡部正司さん(65)と確認された。
同署によると、9月29日、渡部さんの会社から「20日に和歌山県串本町に仕事に行ったまま帰ってこない。通り道を捜したが見つからず、ダムに落ちた可能性があるかもしれない」と届け出があり、同署員が捜索していた。
乗用車が引き上げられた現場付近の国道168号は急カーブだった。同署で転落の原因を調べている。 |
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(2010-10-03) |
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白毫寺近くの山林で白骨死体発見 |
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2日午後0時35分ごろ、奈良市白毫寺町の白毫寺北側の山林で、山歩きをしていた男性(72)から「人のようなものが倒れている」と奈良署に通報があった。同署員が白骨化した男性の遺体と確認、身元の特定を急いでいる。
同署によると、遺体は約170センチのがっちりした体格で、紫色の長袖シャツにベージュ色のズボンを着用していた。遺体のそばの樹木にビニール製のひもが結んであり、頭蓋骨(ずがいこつ)が引っかかっていた。 |
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(2010-10-03) |
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ヘリ旋回、警察官1000人動員 初日、警備も厳戒態勢 |
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)観光相会合が22日開幕し、会場となった県新公会堂(奈良市春日野町)のある奈良公園周辺は、県内開催としては過去最大規模の国際会議となったため、厳重な警備態勢が敷かれた。
各国の閣僚や代表者らが集まった会場周辺では、上空に午前8時半ごろから約40分間、ヘリコプターが旋回して空からも警戒に当たるなど物々しい雰囲気に包まれた。
観光相会合の直前から、沖縄・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件をめぐって中国側が圧力を強めるなど日中関係が緊迫する中での開催となったが、開催時に目立った混乱はなく、出席者らは会場へ足を運んだ。
県警警備2課によると、期間中は最大で約1千人の警察官を動員して警備に当たるという。また、秋の行楽シーズンをむかえていることもあり、県北部や京都府南部に届く新聞約23万部にチラシを折り込むなどしてマイカー乗り入れの自粛を呼びかけ、交通総量の抑制もはかった。 |
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(2010-09-26) |
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乳児戸別訪問:4月誕生の229人中、9人が拒否 |
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奈良市が今年度から始めた生後4カ月までの乳児の戸別訪問事業で、4月に生まれた229人のうち9人(4%)の親が訪問を拒否していることが分かった。市健康増進課は「電話や手紙で訪問に向けた働きかけを続け、難しければ関係部署とも協議して対応を考えたい」としている。
取り組みの名称は「こんにちは赤ちゃん事業」。出産から4カ月までに保健師や助産師が各家庭を訪れ、乳児の健康状態を把握すると同時に母親の育児相談に応じる。母親の孤立化を防ぎ、児童虐待を未然に防止する狙いもある。
市によると、今年4月に奈良市で生まれた子供は229人。このうち4カ月経過しても訪問できていないのは53人(23%)だった。連絡先が分からないものがほとんどで、訪問拒否は9人だったという。
連絡先が分からないケースが相次いでいるのは、妊娠時に市に提出する「妊娠届」に電話番号を書かない親が多かったため。市は必ず番号を記入するよう指導するなど改善を図っている |
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(2010-09-26) |
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秋分の日:秋、一気に涼しく 奈良市で26.7度 |
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ようやく秋−−。猛暑続きだった県内も秋分の日の23日は雨に見舞われたこともあり、最高気温が26・7度(奈良市)と一気に涼しくなった。奈良市では彼岸花も咲くなど、古都の山野も色づき始めている。【山崎一輝、山田宏太朗】
奈良市春日野町の春日大社神苑万葉植物園では、赤や白の彼岸花が咲き始めた。同園によると、例年だと9月中旬に見ごろを迎えるが、今年は2週間程度遅くなっているという。今夏の猛暑が影響しているとみられ、見ごろは10月上旬まで続く。園内には秋の訪れを感じて散策する人の姿も。大阪府堺市から訪れた主婦、牧野洋子さん(63)は「園内の緑に少しずつ彼岸花の赤色が差していく様子が美しい」と見とれていた。
毎年約10トンのそばの実が採れる桜井市笠の山間部では、一面に広がる白いそばの花が見ごろを迎えている。今月は晴天が続いたこともあり、例年よりも1週間ほど早く見ごろを迎えた。涼しい気候がそばの生育に適し、地元農家が集まった「笠そば栽培促進協議会」が1992年から畑約15ヘクタールを栽培した。近くの「荒神・笠そば」では、そばの実を乾燥めんやそば粉入りのお菓子に加工して販売。和歌山県海南市から来た会社員、梅津隆雄さん(55)は「満開の花が真っ白なじゅうたんのようできれい。そばもおいしかった」と話した。 |
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(2010-09-26) |
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平城遷都1300年祭で古代行事を再現−「天平茶」の再現も |
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平城遷都1300年記念事業協会は9月22日、平城遷都1300年祭の平城宮跡会場で10月9日から始まる「平城京フェア」の概要を発表し、古代行事で使用する天平衣装を公開した。同フェアが終わる11月7日で平城宮跡会場でのイベントは終了する。
当時の人が平城京で何をしていたかわかるようにと、同フェアでは節句ごとに行われていたとされる6つの儀礼や行事を再現したイベントを中心に展開するほか、宮内庁雅楽や葉加瀬太郎さん、谷村新司さんなどがコンサートを行う「大極殿音絵巻」、会場内の東院庭園を舞台に生楽器のコンサートなどで平城京期の宴の雰囲気を味わうことのできる「東院庭園音絵巻」を予定する。
10月10日12時からは、相撲発祥の地、奈良にちなみ、当時の天皇が全国から力自慢を集めて宮中で相撲を観覧したといわれる「相撲節会(すまいのせちえ)」を再現、加えて浪曲師の国本武春さんが語りで解説を行う。
弓馬術礼法小笠原教場の協力で、当時の1月17日に全官人が参加して行われていた国家儀礼の弓を射る「射礼(じゃらい)」(10月24日10時30分〜)と、馬に乗り弓を射る「騎射(うまゆみ)」(10月31日、11時〜)も行われる。平城宮跡を馬が走るのは初めて。
11月6日11時〜・14時〜は、貴族の遊びとして平安時代に伝わった「蹴鞠(けまり)」を飛鳥・奈良・平安と時代ごとに紹介し実演。その後、元サッカー日本代表の柳本啓成さんをゲストに招き、参加希望者とともに蹴鞠を体験する。
大極殿前では期間中毎日、古代衣装をまとったパフォーマーが、ジャグリングや風船パフォーマンスなどの大道芸を披露する「平成散楽(へいせいさんがく)」が行われる。
そのほか、東院庭園では音官人・女官らが、池のほとりで詩を詠む様子や舞楽などを披露し当時の宴を再現する「曲水の宴(ごくすいのえん)」(10月9日・11日・16日・17日・23日・30日、11月3日)などが行われる。
中でも注目を集めるのが、東院庭園広場で行われる「天平茶会」。美風流・四世家元の協力で、中国の唐の時代に陸羽(りくう)が茶の知識をまとめた「茶経」を基に、茶はもとより道具や茶碗まで再現した天平茶を提供する。天平茶は、分量を確保するため団茶の製法に多少のアレンジが加えられているものの、味、香りなど現代の茶とは違い、強い香りや独特の味わいが特徴。価格は、古代チーズの蘇(そ)などが付いて500円。 |
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(2010-09-26) |
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興福寺:再建中の中金堂、巨大な柱が出現 立柱式の準備着々 |
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興福寺(奈良市)で、再建中の中金堂を覆っていた工事用の足場やシートが取り外され、36本の巨大な柱が姿を見せた。10月16日に営まれる立柱式に向けた準備で、その後は再び覆われ、来年3月までに素屋根ができて完全に見えなくなる。建物の骨格が見られるのは立柱式までという。
中金堂は奈良時代に創建され、1717年に焼失した後は仮のお堂でしのいできた。本格的に再建されるのは約300年ぶりとなる。
再建される規模は、東西37メートル、南北23メートル、高さ21メートル。建物を支える柱はアフリカ産のケヤキ材で、1本が直径約80センチ、長さ約10メートル、重さ約5トン。落慶法要は18年に予定されている |
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(2010-09-26) |
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違法コピー:市民負担は3210万円 カンパ1088万円にとどまる |
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奈良市職員が大量のパソコンソフトを違法コピーした問題で、市は24日、損失補てんのために職員から募ったカンパが1088万円に達したと発表した。市がソフト会社に支払った損害賠償額(約4327万円)の25%にとどまり、仲川げん市長の手当カット分を入れても約3210万円が市民負担となる見通し。市は違法コピーをした職員の特定や原因究明に向けた調査を検討しているが、問題のツケが市民に回ることになった。【大久保昂】
市情報政策課によると、違法コピーは少なくとも7年以上前から行われており、ソフト本数は建設部を中心とした37課で計278本に上った。損害賠償金を盛り込んだ補正予算案が6月定例市議会で可決され、市は7月にソフト会社7社に全額を支払った。
カンパの募集を始めたのは7月26日。約3000人の全正規職員を対象に協力を呼び掛けた結果、1人当たり500円〜15万円が集まった。仲川市長も12月の期末手当を1割(約29万円)削減する。協力者のうち、氏名が判明している職員は615人だった。
市は、集まった1088万円を一般会計の歳入に計上し、補正予算案を年度内に市議会に提案する方針。市情報政策課は「共用パソコンであるため特定は難しいが、原因はしっかり解明して再発防止につなげたい」としている。
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(2010-09-26) |
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鹿笛:奈良時代から東大寺(奈良市)の大仏殿前に立ち続ける |
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奈良時代から東大寺(奈良市)の大仏殿前に立ち続ける国宝・八角灯籠が、東京国立博物館の特別展に出展されるため、今月中に寺を出る。約15年前の修理でも別の場所に移されたが、境内を出るのは初めてだ。
灯籠には、横笛などの楽器を奏でる4体の音声菩薩(おんじょうぼさつ)のレリーフがある。大仏殿は戦火で2度焼失し、平安末期の平重衡の焼き討ちでは1000人が死んだと言われる。大仏ももちろん焼け落ちた。
4人の音声菩薩は地獄を見た。そして、大仏を大切に思う人たちが復興事業を成し遂げるのも見守った。大仏は東京へは行かないが、音声菩薩を通じてその素晴らしさを感じることができると思う |
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(2010-09-26) |
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振り込め詐欺:件数、額とも大幅減 「かたり」が急増 |
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県警は、1〜8月の振り込め詐欺被害のまとめを発表した。全体の発生件数は大幅に減少した一方、1人暮らしの高齢女性を狙った警察官や裁判所職員をかたる詐欺は急増。県警は「警察官がキャッシュカードを家に取りに行ったり、暗証番号を聞き出すことはない」と注意を呼びかけている。
県警生活安全企画課によると、発生件数は27件(前年同期比13件減)、被害金額は約1100万円(同約5900万円減)と、どちらも減少した。種類別では、オレオレ詐欺5件(同10件減)▽架空請求詐欺(同4件増)▽融資保証金詐欺(同7件減)。オレオレ詐欺はすべて警官などをかたるもので、被害者はいずれも70〜80代の女性。被害額は約400万円に上った。
主な手口は、警官などをかたって「振り込め詐欺の犯人を捕まえたら通帳が出てきた。キャッシュカードを取りに行く」などと電話をかけ、銀行協会員を名乗る男が自宅を訪れてキャッシュカードを詐取するという。男はスーツ姿で、名刺を渡すなどして信用させ、暗証番号を聞き出した。
同課は「発生は平日の昼間が多い。お年寄りが1人で家にいる時間を狙っているのだろう」と分析。不審な電話があれば警察や周囲の人に相談するように呼びかけている。 |
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(2010-09-26) |
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